2020年も半分が過ぎようとしています
今年起きた重大な出来事と言えば、新型コロナウイルスの世界的流行でしょう
その中で際立ったのが、日本と世界の違い・・・
その理由を探りながら、これからについて考えてみたいと思います
日本のデータ 全国の状況
東洋経済オンラインに掲載された2020年6月20日 時点のデータは、
検査陽性者数 累計 17,577 名 前日比 +65
重症者数 累計 59 名
死亡者数 累計 953 名
実効再生産数 1.34 前日比 -0.05
となっています。
実効再生産数とは?
A. 「1人の感染者が平均して何人に感染させるか」を示す指標です。この数字が高いほど感染が急速に拡大していることを意味し、逆に1未満の期間が続けば「感染が収束しつつある」といえます。
引用元 : 新型コロナウイルス国内感染の状況
日本国内では、感染の伸びは鈍化しているように見えますが、世界はどうでしょうか
新型コロナウイルス感染
世界の状況
新型コロナウイルスの感染者は187カ国・地域で累計870万人を超えた。死者は46万人を上回る。感染者数で世界最多の米国は225万人に達した。
引用元 : 日本経済新聞 2020/6/21 12:30 最終更新
日本と他国の累計感染者数・死亡者数
国 / 地域 | 累計感染者数 | 死亡者数 |
米国 | 2,278,588 | 119,959 |
英国 | 305,803 | 42,717 |
フランス | 197,008 | 29,643 |
ドイツ | 191,272 | 8,895 |
スペイン | 246,272 | 28,323 |
イタリア | 238,499 | 34,634 |
中国 | 83,380 | 4,634 |
日本 | 17,883 | 955 |
更新: 2020.06.22 10:23 (日本時間)
「世界的には、2020年6月23日午後3時58分(CEST)現在、WHOに報告されたCOVID-19の確定症例数は8,993,659例で、その中には469,587例の死亡例も含まれています。」WHOコロナウイルス病(COVID-19)ダッシュボード より
世界の数字と比べて日本は少ないですね
インフルエンザとの比較
新型コロナVSインフルエンザ
インフルエンザの方が死亡者数が多い
アメリカでは年間1万2千人がインフルエンザが原因で亡くなっており、2017年から2018年にかけての流行期には、45万人がかかり、6万1千人が死亡した。
それに比べれば、新型コロナウイルスによる肺炎などまだまだ大したことはないだろう、と言うわけだ。
それはその通りだ。インフルエンザが死にどの程度影響を与えたか推定するのは難しいが、日本では大体年間1万人程度が亡くなっているという。
引用元 : 新型コロナウイルスと季節性インフルエンザ~比べて良いのか
ここで考えなくてはいけないのが、死亡者数は、インフルエンザが直接的に引き起こす脳症や肺炎のほか、二次的に起こる細菌性の肺炎、また、呼吸器疾患や心疾患といった持病の悪化も数に含まれているということです
新型コロナのPOINT
◆ 重症化すると、ウイルスそのものが肺の中で増えるウイルス性肺炎を起こす
◆ 新型コロナは薬もワクチンも治療法も確立されていない
新型コロナが恐ろしいのはココですね・・
アメリカと日本の違い
最初に新型コロナウイルス感染が確認されたのは日本とアメリカ、ほぼ同時期だったようですが、何故アメリカはこれほどまでに広がってしまったのでしょうか
日本の感染、死亡者数が少ないのは何故?推測される理由
◎生活習慣・・・衛生観念、接触しないあいさつ、マスク率が高い、玄関で靴を脱ぐ
◎高齢者世帯が独立している
◎健康保険が行き届いている
◎医療体制が整っている・・・ 人口当たりの日本の病床数は欧米に比して多いなど
日本人の生活習慣や日本の医療体制は、大きな強みだと思います!
薬もワクチンもない点で、新型コロナには予防しかありません
これからも、手洗い、うがい、2mの距離を保ちながら快適に過ごしたいですね〜