大正・昭和にタイムスリップ！【熱海観光Vol.2】浪漫溢れる起雲閣（熱海市指定有形文化財）へ行きました♪

【熱海観光】2日目は、熱海の有名なスポット【起雲閣】を見学しました♪

熱海駅方面からは、下り坂なのですが、徒歩は少し時間がかかります💦

熱海駅からバスまたはタクシーの利用もできますよ〜

最初に和館「麒麟」でガイドさんの説明を受けた後に、

順路に沿って見学していきます♪

こちらの日本家屋は、”海運王”内田信也が、実母の静養の場所として建てた別荘で、当時の職人が一枚一枚流し込んで作った「大正ガラス」も見どころの一つです！

美しいガラス窓越しに眺めるお庭が本当に見事でした✨

そして室内を見渡すと、一際目をひく鮮やかな青色の壁ですが、これは旅館となってから塗り替えられたもので、旅館を開業した石川県金沢の出身の桜井兵五郎が取り入れた、「加賀の青漆喰」と呼ばれる伝統的な技法で、加賀藩前田家のお殿様のみ許された高貴な色だそうですよ〜

本当に、目が覚めるような青色でした･:*+.\(( °ω° ))/.:+

1932年(昭和7年)に、「鉄道王」根津嘉一郎によって建てられた洋館です。

根津嘉一郎の古美術品コレクションを展示するためにつくられた根津美術館（南青山）は有名ですが、こちらのインテリアも大変希少なものだそうです。

明るい光がさすサンルームは、とっても居心地の良い場所です

可愛らしい模様のタイルが、お部屋を一層明るくしています

ヨーロッパのデザインを基本にして、日本の神社仏閣に見られる建築様式が用いられるなど、天井、床、壁、インテリアが、日本・中国・欧州などの装飾や様式を融合させています

床の間的な空間や、サンスクリット語の装飾をあしらい独特な雰囲気です

1929年（昭和4年）に根津嘉一郎の手により完成した「金剛」は、建築当時は独立した建物だったそうで、格調高い迎賓の雰囲気が溢れています

スペード、ハート、ダイヤ、クラブの模様は、大変珍しい螺鈿細工(らでんざいく)です♪

１９２９(昭和４)年に根津嘉一郎により作られ、その後改修されているとはいえ、100年近く経っているとは思えないほど、古さを感じない浴室です

ステンドグラスの窓も当時のものだそうで、細部にわたり非常にこだわりを感じられました

見学のクライマックスは、広大な日本庭園の散策です♪

大きな池を中心に配した起雲閣の池泉回遊式庭園は、管理が素晴らしく、本当に見事でした🥰

様々な人の思いが詰まった歴史ある【起雲閣】、見どころがたくさんあり、オススメですよ〜🎶